借金相談無料！借金の弁護士比較

夫もしくは妻がお金を借り返済出来ずに失踪をするケースはまれにあるようです。借金以外での家出の理由ですと浮気や夫婦げんかなどがあり喧嘩の場合ですと様子をみて戻るという事が多いようです。浮気が原因ですとそのまま別れ話になるなどしばらく別居状態となる場合が多いようです。しかし借金を残しての失踪となると様々な問題となります。ここではその問題と対処の仕方を説明します。

『夫（妻）が借金を残して家出した場合の問題』
①連帯保証人の場合
連帯保証人である場合は借金をした者の所在が分からなくなった時には連帯保証人である者が借金を背負うことになります。仮に夫がお金を借りそのままいなくなってしまえば夫に催促する事が出来ないため保証人である妻へと催促がいくようになります。法的にも保証人である妻が債務を返済する事になります。妻に返済能力がない時には夫を探す前に債務整理を行わなければなりません。夫を探している間でも債権者は待ってくれませんのですぐにでも専門の人に相談しましょう。
②保証人でない場合
家族が保証人でない場合では仮に夫がお金を借り姿をくらませ失踪してしまった時でも借金を背負うことはありません。催促や取り立ても家族にくる場合がほとんどですが支払う義務はありません。それでも取り立て行為が続くようなら警察や監督行政庁に連絡をし何らかの処置をとってもらいましょう。
③これからの生活費
仮に夫が借金をしていなくなってしまった時にはこれからの生活費をどうするか問題となります。今まで稼ぎ頭であった旦那さんがいなくなればもちろん収入がありません。小さな子どもがいればすぐに働く事も出来ません。そのような時には役所での相談によって生活保護を受けることが出来ます。生活の最低限必要なお金を援助してくれますので働いて一定の生活が出来るほどの収入を得るまで受けることが出来ます。
④離婚の問題
どちらかが家出をしてしまいしかも借金を残していなくなってしまえば愛情のひとかけらほども残らず憎しみだけが膨らむものではないでしょうか。そうなると大切なパーットナーとの別れを頭をよぎるのは当たりまえの事です。しかし、”さよなら”する場合は双方の同意のもと離婚が成立します。そのため片方が所在不明の場合には同意を得ることが出来ませんのでなかなか前に進むことが出来ないということにもなります。３年の生死を確認できない場合によって離婚の原因とされますので３年待つかあとは弁護士などに相談することによって解決する方法を見つけることが出来ます。
⑤子ども
息子・娘の親権にはまず離婚が成立する時に行ないます。そのの際には残された方へといくのが一般的となります。借金を残して家族を捨てた父・母に子どもの親権を渡すはずがなく子どもの将来を考えて最も良いと思われるほうへというのが一般的です。

借金を残したまま失踪するという事は債務の額も少額ではなく多額での借入となることが多いようです。残された家族は保証人でなくてもつらく苦しい人生となってしまいます。家出をして逃げるのではなくきちんと借金の整理をする事で旦那・嫁と一緒に新しい生活を送ることができるようになります。